福祉・介護の資格と仕事

介護業務は、体力的にきついと言われますが、外回りの営業マンや、工場など常に立ちっぱなしの仕事をしている方たちと比べて、肉体的、体力的にきついとは言えないでしょう。

調理師

調理師

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●仕事の内容について

調理師とは、調理師法に基づいて都道府県知事が行なう調理師試験に合格し、調理師名簿に登録された者です。

国家資格の名称独占資格です。

飲食業に携わる人の多くがこの資格を持っています。

調理の仕事は、資格がなくてもできますが、調理師資格の取得は調理の専門家となるための第一歩です。

ホテルのレストランから学校給食まで、飲食の場は実にたくさんありますが、調理師はこうした職場では、なくてはならない存在で、味覚や盛り付け、衛生、栄養を考慮しながら、食事を提供します。

さらに、調理師の職場は、学校や病院、福祉施設などの給食施設に勤める場合に必要な資格です。

給食施設では栄養士によってつくられた献立に沿って調理をします。

材料の選別、仕込み、味付けをはじめ、調理器具などを使う場合もあるため、調理に関する幅広い知識と高い技術や日々の衛生管理能力も必要となります。

●職場の状況について

飲食店や旅館・ホテルなどの宿泊施設、学校・病院などの給食施設、食事を提供している福祉施設、レストランをはじめとする外食産業、企業の社員食堂や大学の学食や行政機関の食堂など、大規模に料理を提供している場所また、魚介類販売業(魚屋)、惣菜製造業、スーパーやデパートの惣菜屋さん、その他でたくさんの料理をつくる場所などさまざまです。

●雇用形態と初任給について

調理免許取得者の多くは、常勤で働いています。食事を提供する福祉施設で働く場合は、デイサービスなどの昼間の一定時間のみのサービス施設では、昼食やおやつなどが基本です。

老人ホームなど生活する施設では、朝食から夕食までの1日の食事をつくりますので、基本的には昼間の仕事で夜勤などはありません。

そして、初任給の目安は、病院など勤務した場合は、およそ17万円~20万円です。

当然、勤務地や、施設の業態によって給与はまちまちです。

●この資格の将来性について

調理師試験は、毎年6万人の者人が受験しており、あらゆる資格の中で、ダントツの多さを誇っていますが、それだけに、比較的ポピュラー資格なので、強力な価値ある資格とはいえませんが、飲食業だけでなく病院や福祉施設、旅館やホテル、学校や企業など活躍の場は非常に広く、それらの職場において、調理師の求人がなくなりことはまずありません。

●調理師免許を取得するためには?

免許取得するルートは次のような場合があります。

①専門の学校を卒業して調理師免許を取る方法です。厚生労働大臣が指定する調理師学校に入学し、1年以上調理師として必要な知識や技能を修得した人が調理師学校を卒業すると、調理師免許の取得資格者となり、各都道府県に調理師免許の交付申請をすると、無試験で免許証が交付されます。この方法で取得する場合、やはりそれなりの時間とお金が必要になりますが、卒業さえできれば間違いなく資格を取得できますし、学校では専門の先生から幅広い調理の技術と知識を教えてもらえます。学校へ行く期間や、学費については学校によってそれぞれ違いますから、興味のある学校に資料請求してください。

②国家試験を受けて調理師免許を取る方法です。中学校を卒業した人で、2年(週4日、1日6時間以上の勤務)以上飲食店や学校、病院、寮などの給食施設(1日20食以上を継続し、または50食以上調理することが1日でもある施設)などで調理の実務(助手や見習い)を経験した後に(要証明書)、厚生労働大臣が定めた各都道府県で行なわれる調理師試験に合格し、調理師免許を取得することができます。しかし、この方法の場合、技術は現場で身に付けることができますが、国家試験のための勉強は参考書などを使って自分でしなければなりません。参考書だけだとわからない部分などは質問できませんので、その場合は、調理師免許の試験のための通信講座を受けるのもいいかもしれません。

◎国家試験について/この試験は、各都道府県の衛生主管課によって実施されており、試験は、筆記試験のみでで、問題は、すべて4択一式です。◎試験科目/①衛生法規②食文化概論③栄養学④公衆衛生学⑤食品学⑥食品衛生学⑦調理理論の7科目ですが、内容詳細は各都道府県で異なりますが範囲は共通です。◎合格基準/この資格試験は、合格定員が決まっていないため、全科目の合計60%以上の得点で、1科目でも平均点を極端に下回る場合は、不合格になります。

■試験データ/○受付期間:願書の配布は試験日の約4ヵ月前からです○試験日:各都道府県によって異なりますが、神奈川や京都・大阪では年2回、その他都道県では年1回行なわれます○試験地:各都道府県の指定場所○合格発表:試験日から約1ヵ月後○受験料:6,300円(2013年、東京都の場合)

■問い合わせ先/各都道府県の衛生主管課。調理師試験担当課および各保健所。または、社団法人 調理技術技能センター 食育推進員認定講座担当 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-8-5 JACCビル5階  TEL:03-3667-1867  FAX:03-3667-1868  URL:http:// www.chouri-ggc.or.jp/


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