◇施設のあらまし/主に地方自冶体が設置する、お年寄りための身近なレジャー施設です。
◇職員の内容と資格/○職員…事務員、生活相談委員、機能訓練指導者など。○資格等…社会福祉士、社会福祉主事、理学療法士、作業療法士。
※職員・資格は事業所で必須の人員でありません。事業所によって違いがあります。
●地域のお年寄りのための一番身近な相談窓口であり、レジャー施設です。
老人福祉センターは、A型:標準機能、特A型:保険関係機能強化型、B型:小規模の3種類あり、主に市町村が設置主体で、一部に社会福祉法人のモノもあります。
規模や種類に関係なく、高齢者の健康増進、教養の向上を図り、イベントやレクリエーションプログラムを実践する場所で、カラオケ、ビリヤード、囲碁・将棋などさまざまな遊具も用意され、無料か低料金で利用できるようになっています。
また、入浴施設も設置しているところもあります。
●職員は基本的には、自冶体が設置するので地方公務員です。
職員は、社会福祉士、社会福祉主事が中心ですが、機能回復訓練を行なえる施設の場合には、理学療法士や作業療法士などが職員となっています。
2008年度には、全国に2,228施設ありましたが、2010年度は、1,985施設で、年々減少傾向にあります。
それには、高齢者の趣味やレジャーが多様化しており、それにマッチするようなプログラムが必要になってきています。