年をとると、ちょっと足を伸ばして買い物に出るのがおっくうになり、部屋の掃除も行き届かなくなる、1~2人分料理するのも手間だが近くにスーパーやコンビニもない。
それなら土地や家を売って、都心の便利なところにマンションを買って移る人が増えたそうです。
マスコミその他の調査では、「老後を住み慣れた我が家で過ごしたい」と答える高齢者が多数なのですが、実際にはなかなか難しいものです。 (さらに…)
現在の国や自治体の財政状況からして、なるべくお金を使わない路線をすすめることは間違いないでしょう。
在宅介護や施設介護も、受給者の負担が増えています。
特別養護老人ホーム、老人保健施設は今後新設は難しいでしょうし、老人病院は一般病院または「療養型病床群」に改編されました。
現在の介護制度では「ケア付き居住施設の充実」も謳われていますから、1人暮らしや老老介護が増えつつある事態は、行政側も認識しているはずです。
ともあれ、75歳以上の後期高齢者が安心安全に暮らせる住まいはぜひ増えて欲しいものです。
ケアハウスやサービス付き高齢者住宅もまだ十分とはいえず、民間の有料老人ホームも高級なものだけでなく一般家庭でも入れるところが望まれます。
それにつけても、老人ホームなどケア付き住宅への偏見、誤解の解消が望まれます。
入ったら自由も希望も失われると思っている人がなんと多いことでしょう。
夫婦で入って、夫だけでなく妻も家事から解放されて満足というケースも多いそうです。
当の高齢者だけでなく子・孫世代の家族もぜひ考えていただきたいと願っています。
年をとると、ちょっと足を伸ばして買い物に出るのがおっくうになり、部屋の掃除も行き届かなくなる、1~2人分料理するのも手間だが近くにスーパーやコンビニもない。
それなら土地や家を売って、都心の便利なところにマンションを買って移る人が増えたそうです。
マスコミその他の調査では、「老後を住み慣れた我が家で過ごしたい」と答える高齢者が多数なのですが、実際にはなかなか難しいものです。 (さらに…)
老人ホームというとイメージされるのは、ベッドがずらりと並んだ部屋、車いすに乗ったり、寝たきりになったりしている老人の姿です。
「あんなところには入りたくない」と老人ホームが嫌われ、「最後まで自宅で」ということになるでしょう。
このイメージは「特別養護老人ホーム」という福祉の介護施設からだろうと思います。
特別養護老人ホームは65歳以上の者であって、身体上または精神上著しい障害があるために常時の介護を必要とする者(いわゆる寝たきり老人等)であって、居宅において適切な介護を受けることが困難な者を入所させる施設で、古くからあるところは個室が少なく、生活の場というより病院に近い介護の場なのです。 (さらに…)