情緒障害児短期治療施設

福祉・介護の職場ガイド

◇施設のあらまし/軽度の情緒障害を持つ児童とその家族を援助します。

◇職員の内容と資格/○職員…施設長、事務員、生活指導員(生活相談員)、心理職員、医師、保育士、教員、栄養士調理員など。○資格等…社会福祉士、社会福祉主事、臨床心理士、心理療法士、医師、保育士、教師、管理栄養士、栄養士、調理師など。

※職員・資格は事業所で必須の人員でありません。事業所によって違いがあります。

●軽度の情緒障害で社会適応が困難になっている児童を対象にしています。

情緒障害児短期療養施設は、軽度の情緒障害を持つ児童を短期入所、あるいは通所させて治療する施設です。

「児童心理療育施設」とも呼ばれており、家庭内や地域、学校などの日々の生活の中で、さまざまなストレスから情緒障害の症状になって、社会適応が困難になっている子どもを主に対象としています。

地域の児童相談所が入所の窓口になっています。

活動は、医学、心理治療、生活指導、学校教育、家族との治療協力などを中心として、子どもとその家族を援助していきます。

児童精神科医師、臨床心理士、心理療法士は心理治療を行い、児童指導員や保育士は遊びや集団生活の指導、そして教員は情緒障害児学級で教育を担当し、社会で生活していける基礎を学ばせるのです。

また、保護者への定期的な面接を行い、家庭内でのコミュニケーションをよりスムーズにして、子どもの状態を理解できるように指導します。




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