福祉・介護の資格と仕事

介護業務は、体力的にきついと言われますが、外回りの営業マンや、工場など常に立ちっぱなしの仕事をしている方たちと比べて、肉体的、体力的にきついとは言えないでしょう。

福祉・介護の現場…仕事の魅力と現実
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福祉・介護の現場…仕事の魅力と現実

措置制度と介護保険制度とは…

この2つの制度について、施設運営の面から簡単に説明します。

措置制度とは、収入すべて税金で支払われたといえます。

多くの事業所派では、公務員に準じた「俸給表」を使用し定められた月給、賞与、昇給がありました。 (さらに…)

仕事現場の実情は…その2

④忙しくて、休みが取れるのですか?

仕事を選ぶ大きな要因の一つである休暇については、今は、行政によって労働条件は厳しくチェックされる時代なので、休みが少ないということは決してありません。

もちろん有給休暇もきちんと取れます。

ただ、基本的には人を24時間365日間ケアする職業なので、一般企業のように土日や祝日、正月が必ず休みという分けにはいきません。 (さらに…)

仕事現場の実情は…その3

就職活動はどうすればいのですか?

ここからは、就職活動についてお話しします。

●働きながら資格を取得しましょう。

私が福祉施設に就職した20年以上前は、新卒男性は特に、変わり者か勤め先の無い者しか就職しないと言われていました。

当時は、誰でもが、福祉施設という存在すら避けて、特に考えないようにしていた状況でした。 (さらに…)

仕事現場の実情は…その4

就職活動のポイントは…

●積極的に施設や事業所を訪れましょう。

これまでの経験から、福祉介護の仕事を目指す人は、消極的な人が多いような気がします。

まずは、電話をして話を聞きましょう。

相手の対応で、判断できることもあります。 (さらに…)

仕事現場の実情は…その5

◎「対利用者」について考えることは

福祉介護の仕事は大きく分けると、目の前のサービス利用者に対して、身体面、精神面、生活面などを深く考えていくミクロ的な活動と広く社会や制度に訴えるマクロ的な活動に分けることができます。

サービス利用者について考えるとは、まさにこのミクロ的な部分で、言い換えれば、この仕事の最も重要な深部を追求していくこと、いえるのではないでしょうか。 (さらに…)

実務経験さえ積めば、ステップアップの道が開けている介護の仕事です。

次の方は、看護学校卒業後、看護師でとして病院勤務、その後ケアマネジャー資格を取得し、現在、有料老人ホームで活躍している女性ケアマネジャーのK.Tさんです。

◇K.Tさんの1日/08:15=看護職員として早朝出勤、会議用資料の作成、デスクワーク12:00=昼休み13:00=午後からはケアマネジャーとして、利用者についてのモニタリング、本人へのアセスメントなど書類作成17:00終業 (さらに…)

明日は、一緒にご飯が食べられないかも知れないから、今、この瞬間を楽しんでほしいのです。その1

次の方は、東京の福祉専門学校を卒業と同時に介護福祉士の資格を取得、2008年より、グループホームに勤務している女性介護福祉士のH.Uさんです。

彼女が勤務するグループホームは、地元の認知症の高齢者を対象とした小規模な生活の場で、少人数(5~9人)を単位とした共同住居です。

(日中は利用者3名に対して職員1名設置。夜間は1名)が入居者をサポートしながら毎日の食事の支度や掃除、洗濯などを行なうなど、家庭的で落ち着いた雰囲気の施設です。 (さらに…)

明日は、一緒にご飯が食べられないかも知れないから、今、この瞬間を楽しんでほしいのです。その2

できなくなったことを嘆くよりも、できることを探して、一緒に楽しみましょう

彼女が働くグループホームには、入所当時は歩いてレストランまで一緒にご飯を食べていけたけれども、今では外出は車いすで、食事も介助が必要になってしまったという利用者さんが複数いるそうです。

お年寄りは、一度身体能力機能が低下し始めると、あっという間に衰えてしまいます。

職員は何とか機能を維持させようと努力していますが、老化による衰えはどうしょうもありません。

ですが、だったら違う機能を使えばとか、他にできることは何かないかと、いろいろ試して見ると、皆さんたちは意外とできることがあるのが分かりました。

最近、彼女が驚いたのが、食事も排泄も介助なしでは何もできないという入居者に試しに筆を持たせてみたら、ちゃんと字を書いたことだそうです。 (さらに…)

患者さんに十分なケアするためには、看護師には「知恵と工夫」が大切です

次にインタビューした方は、K.Nさんです。

彼は、短大卒業後大学の研究室で行動科学を学び、その研究室には看護師の研究員が多く、自分も看護師を目指したいと考え、そこで卒業後改めて、看護学校に入学し、卒業後、看護師として病院に2年半勤務して、その後、訪問看護ステーションへ転職し、訪問看護師として勤務する42歳の男性看護師です。

◆K.Nさんの1日/08:30=ミーティング、訪問準備。09:30~13:00=患者さん宅訪問(午前中2軒)。13:00~14:00=昼休み。14:00~16:00=患者さん宅訪問(午後2軒~3軒)。17:00=記録、ミーティング、終業。 (さらに…)

食べることは生きることです。ならば美味しく、楽しく食べて欲しいのです

最後は、管理栄養士のA.Aさんです。

彼女は、栄養専門学校を卒業と同時に栄養士の資格を得て、病院に就職し、2年間の実務経験を積んで管理栄養士の資格を取得。

その後一般企業の社員食堂でさらに経験を積み、一度経験してみたかった接客の仕事ができる洋菓子店に就職しました。

しかし、せっかくの資格がもったいないと思い、食の現場に戻ったのが有料老人ホームで、管理栄養士として活躍しています。

●A.Aさんの一日/09:30=申し送り(自立型入居者支援スタッフと入居者の様子など)。献立作成、食材在庫確認と注文などのデスクワーク。昼食の準備。12:00~13:30=一般食堂や要介護入居者専用の食堂を回り、食事についての感想や注文、希望などを聞きつつ、様子をチェック。13:30~14:30=後片付け、デスクワーク。14:30~15:30休憩。15:30~17:00=夕食準備。17:30~18:30=夕食の様子をチェック、明日の食材の確認など、終業。 (さらに…)

介護保険のサービス

介護保険制度は、保険料を負担する被保険者(40歳以上の日本在住の人)が介護を必要とする状態になった場合に、保険者(市町村・特別区など)が被保険者に対して、介護サービスを提供する仕組みの制度です。

被保険者は、第1号被保険者と第2号被保険者に分けられ、第1号被保険者は、65歳以上で、介護が必要になった時には、その原因を問わずに要介護認定を受けて介護サービスを利用することができます。

第2号被保険者は、40歳以上65歳未満の人で、老化をともなう疾病(関節リウマチ、初老期における認知症、骨折をともなう骨粗鬆症など「特定疾病」16種類)が原因で介護が必要な状態になった時に限り、要介護認定を受けて介護サービスを利用することができます。 (さらに…)