福祉・介護の資格と仕事

介護業務は、体力的にきついと言われますが、外回りの営業マンや、工場など常に立ちっぱなしの仕事をしている方たちと比べて、肉体的、体力的にきついとは言えないでしょう。

看護師

看護師

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●仕事内容について

看護師は、病院や診療所などの医療機関で、医師の指示のもとに、カルテの整理や患者の検温などの医療活動でサポートしたり、また、入院患者の洗面や入浴、排泄、食事などの手助けをします。

さらに、手術室の担当とうとなると、手術の準備整え、手術中は執刀医に必要な器具を手渡したり、患者の容体を見守ったりします。

また、福祉の分野では、老人施設や障害施設などの社会福祉施設で、主に日常の健康管理に重点を置いたケアを行っています。

そして、在宅で介護を必要としている人のための訪問看護も行ないます。

看護師に求められる能力は、まず患者さんや介護を必要としている人の症状を正確に見極める観察力、緊急時の適切な対応、また高度な医学的知識や技術、冷静さや機敏さが求められます。

その基盤となるのは患者へのいたわりや思いやりの気持ちです。

不安を抱えた患者との信頼関係を築くことも重要です。同時に強い責任感と倫理観も求められます。

●職場の状況について

勤務先は、病院や診療所以外にも、介護老人施設や介護老人保健施設、訪問看護ステーションなど、身体障害者施設など、その他の福祉施設といろいろとあります。

看護師を配置することが要件となっている福祉施設が多くあるため、福祉・介護の世界でも重要な資格となっています。

その他の職場としては、検診車、献血ルーム(献血車)、保健所、会社などの医務室、看護師養成学校の講師、教諭など

●雇用形態と初任給について

国立病院の看護師の給与は、国家公務員の給与表によって支給されます。

また都立病院の勤務の場合は、地方公務員の身分で、2011年度の初任給は3年制の短大卒者で月収約 265,000円です。

市立病院の場合は、病院の規模や経営状態によって異なりますが、新卒看護師の初任給は約25万円で、これに夜勤手当などがプラスされます。

また、統計的には看護師の多い病院の場合が年収は多いとでているそうです。

福祉の分野では、入所型の施設なのか、在宅型の職場なのかなど、働く場所によって違います。

入所型施設の場合では夜勤があるところもありますが、デイサービスセンターなどの通所型施設や訪問介護の職場では昼間の仕事になります。

給与は、入所型施設で25万円程度からというところが多いようです。

そして勤務は、入院施設のある病院の場合は、病院自体には、休みはなく、24時間人員を配置しなければならないので、看護師の勤務形態は他の職種に比べて特殊で、また就業先によっても勤務形態は異なりますが、一般的には、2交代制・3交代制に分かれている場合が多く、その割合は、2交代制(変則2交代制)約3割で、3交代制(変則3交代制)約7割です。

それぞれの体制でシフトが組まれ、それに従って勤務することになります。

もちろん、夜勤については夜勤手当が加算されます。

また、休日につては、就業先によっても異なりますが、看護師は基本的にシフトが組まれて働くことになり、それに従った休日となりますので、土日、祝日にキッチリと休める職業ではありません。

そして、2交代制、3交代制などの形態によっても休日は異なりますが、基本的に“週休二日制”が取られていることが多く、“年次有給休暇・介護休暇・育児休暇”なども採用されています。

看護師の勤務形態も徐々にではありますが改善されているようです。

●この資格の将来性について

少子高齢化、医療技術の進歩などのともない、看護師のニーズは軒並み伸びています。

にもかかわらず、中小病院や地方の病院では看護師が不足しているところが多く、そのため看護師の労働条件の厳しさは徐々に解決されているとはいえ、まだまだ改善の余地は多く残っています。

しかし、介護保険制度など国の在宅ケア推進策を背景に、近年では訪問看護ステーション、民間の介護関連企業など、活躍の場は地域社会にもますます広がっています。

介護士の仕事はどんな地域でも、また時代を問わず需要がなくなることはありません。

また、この資格を持っていることで、海外での医療協力にも参加できます。

また、福祉・介護の分野でも、ケアマネジャーなどの資格を取得しやすくなるなどの利点もあります。

また、看護師だけでなく、「保健師・助産師」の国家資格を取得すればさらに活躍できる分野は幅広くなります。

保健師の場合は、各市区町村役場、保健所、病院、老人保健施設、訪問看護ステーション、学校、健康保険組合などです。

助産師の場合は、病院(産科病棟)、産婦人科の診療所、保健所、各市町村の母子保健センターなどです。

そして、女性の場合、出産や結婚などにより退職した後も、再就職しやすい職業でもあります。

◎看護教育を受けた後、看護師国家試験に合格した看護師は、病院などの医療機関に勤務することが多く、こうした実地のキャリアと継続的な卒後の教育を経て、認定看護師、専門看護師といった専門分野に関する認定を受け看護の提供を行なう場合や、保健師、助産師など関連資格を取得する場合、看護管理者や訪問看護師、看護教員、看護研究者など職務内容や場を変更する場合といったさまざまな所で看護に関わっていくことが多いです。

●看護師になるためには?

看護師の資格を取得するには、看護師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける必要があります。

その方法は、次の通りです。

◎資格取得のルート/①文部科学大臣指定の看護師養成校で3年以上看護師になるのに必要な学科を学んだ者(卒業見込みを含む)。②厚生労働大臣指定の看護師養成校を卒業した者(卒業見込みを含む)。③准看護師の免許取得後3年以上業務に従事している、または高等学校もしくは中等教育学校を卒業している准看護師で、指定学校または指定養成所で2年以上修業した者(卒業見込みを含む)。④外国の看護師養成校を卒業、または外国での看護師免許を取得者で、厚生労働大臣が①か②と同等以上の知識と技能があると認めた者。⑤保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律(昭和26年法律第147号)附則第8項に規定する者。以上が看護師国家試験の受験資格となっており、受験年度に看護師養成校などを卒業する見込みの者も受験資格がありますが、仮に合格しても、卒業できなければ不合格扱いとなってしまいます。

◎試験科目/①人体の構造と機能②疾病の成り立ちと回復の促進③健康支援と社会保障制度④基礎看護学⑤成人看護学⑥老年看護学⑦小児看護学⑧母性看護学⑨精神看護学⑩在宅看護論および看護の統合と実践

■試験データ/○受付期間:例年11月下旬~12月中旬○試験日:例年2月中旬○試験地:北海道、青森県、宮城県、東京、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡および沖縄○合格者の発表:例年3月下旬~4月上旬○受験料:5,400円(2012年)

■問い合わせ先/厚生労働省医政局医事課 試験免許室 〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2 TEL:03-5253-1111 FAX:03-3503-3559 URL:http:// www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku/


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