福祉・介護の資格と仕事

介護業務は、体力的にきついと言われますが、外回りの営業マンや、工場など常に立ちっぱなしの仕事をしている方たちと比べて、肉体的、体力的にきついとは言えないでしょう。

サービス介助士

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サービス介助士

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●仕事の内容についいて

サービス介助士とは、在宅や施設での入浴や食事の介護に携わるホームヘルパーに対して、比較的に元気な高齢の人や障害がある人が安心して外出や、街の中での移動や買い物などの社会生活の適切な介助を目的としています。

この資格は、高齢者や体の不自由な人に配慮して、相手をもてなしの心と介助の技術を身に付けるための民間資格です。

サービス介助士が求められる理由は、いま、超高齢化社会といわれ、街の中には高齢の人が増えてきました。


また、障害のある人も、スロープやエレベーター、電光掲示板や視覚障害者誘導用ブロックの設置などにより外出しやすくなってきました。

しかし、いくらハード面の環境が整えられても十分とはいえません。

誘導用ブロックがあっても、慣れていない場所では不安になることもありますし、スロープの傾斜が急であれば、車いすでの一人で上るのは困難かもしれません。

そのようなときには、サービス介助士のような人の手伝いが必要なのです。

また、ボランティア活動だけでなく、一般企業をはじめ、学校や公的機関などでサービス介助士として働く人もいます。

●職場の状況について

デイサービスセンターなどの介護施設で働くのではなく、駅や空港、デパートなどの企業の中で、高齢の人や障害がある人の手伝いをしています。

その他、交通・流通・金融・飲食などのサービス業をはじめとするさまざまな分野で各企業の社員として勤め、約9万人 (2012年10月現在)のサービス介助士が全国で活躍しています。

●雇用形態と初任給について

一般企業や施設の正規職員がスキルアップの一環として取得するケースが多く、その場合は勤務先の給与に基づきますが、専門職として、パート勤務した場合の時給は約1,100円~1,200円です。

●この資格の将来性について

サービス介助士の誕生は、高齢者や体の不自由な人が、生きがいを持ち、いきいきとした生活を送るためには、好きなとき好きな所に行ける必要があります。

世の中全体がそのような意識を持ち始めつつある今日、施設や企業、団体などが、安心して外出できる環境づくりに力を入れつつあります。

このような状況の中に起こった運動の一環です。

まだまだ新しい資格ですが、高齢化社会の中でますます需要が高まり広がる資格といえます。

また、バリアフリー法の施行以来、社員教育や自己啓発の一環として、サービス介護士検定制度を取り入れる企業などが増えています。

特にデパートや宿泊施設、鉄道・路線バス会社などではバリアフリー化を推進して、高齢者や車いすのお客様への接客に力を入れていることから、サービス介助士の持つ精神姿勢や介助技術を必須の接客技術として重要視しています。

●サービス介助士になるためには?

サービス介助士の資格は、民間資格です。サービス介助士は2級と準2級があります。サービス介助士2級検定取得の講座は、自宅での事前学習で基礎を学び、自宅に送られてくるテキストを読んで提出課題を解き、それを郵送して、60点以上の合格点を得て、2日間の実技教習で入浴や排泄、食事の介助や、高齢者の疑似体験などの“おもてなしの心”と“安全な介助技術”を学び、最後に検定試験を受け、合格すると資格を取得できます。また、準2級は、通信講座と在宅試験方式です。

◎サービス介助士講座の内容/①サービス介助士の基本理念②ホスピタリティ・マインド③ノーマライゼーション④高齢社会の理解⑤高齢者への理解と介助⑥障害者への理解と介助⑦障害者の自立支援⑧サービス介助士の接遇 ⑨関連法規および制度

◎実習教習内容/①オリエンテーション②ディスカッション(高齢者ってどんな人?)③高齢者疑似体験④体験の感想などディスカッション⑤ジェロントロジー(加齢に関する諸問題)とは⑥ホスピタリティー・マインド・接遇訓練⑦車いす操作方法・演習・移乗訓練⑧聴覚障害者の介助⑨歩行不自由者への介助⑩視覚障害者の介助・演習⑪盲導犬・聴導犬・介助犬について⑫ユニバーサルデザイン・共用品⑬車いす操作と手引きの実技チェック⑭総合ロールプレイを終了後に検定筆記試験を行ないます(2日目の最後に実施)。

■試験のデータ/○申込み期間:希望する開講月の前月15日まで○試験時期:随時(自宅学習、課題提出、2日間の実技教習課程を終了後)○実技教習会場:東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、広島、高松、福岡、那覇などで順次開催○合格発表:検定後2~3週間後○受験資格:特に制限なし○受講料:2級=39,900円、準2級=21,000円(ともに2012年)、資格の有効期限は3年間で更新料2,100円

■問い合わせ先/NPO法人 日本ケアフィットサービス協会 〒162-0846 東京都新宿区市谷左内町5番地 TEL:03-5227-1171 フリーダイヤル:0120-0610-64 FAX:03-5227-1172 URL:http://www.carefit.org/


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